Ai画像生成ツールとして有名な「Midjourney」の新機能が注目されています。
「cref」とよばれる新機能は、同じ人物を簡単に生成できるようになりました。
そこで今回は、Midjourneyの新機能「cref」の使い方について紹介します。
【Midjourney】同じ人物を生成できる新機能「cref」とは?
冒頭でも紹介しましたが、crefは同じ人物を簡単に生成できるようになる新機能です。
これにより、同じ人物のまま服装やポーズだけを変更できるようになり、
表現の幅が増えました。
crefの使い方
crefの使い方には大きく分けて2つの方法があります。
それぞれ詳しくみていきましょう。
Midjourneyから生成
Midjourneyで生成した画像を、crefをつかって同じ人物のままパターン化する方法です。
- Midjourneyで画像を生成
この時、画像生成に使用したプロンプトは保存しておきましょう。 - 使用する画像のアドレスURLをコピー
- 画像生成に使用したプロンプトと画像アドレスのURL+crefを入力
- パターンが違う画像が生成
他の画像を元に生成
こちらは他の画像を元に、別パターンを生成する方法です。
- 使用する画像のアドレスURLをコピーする
- プロンプトと画像アドレスのURL+crefを入力
- パターンの違う画像が生成
元の画像をMidjourneyで生成するか、他で用意するかの違いになります。
【Midjourney】ポーズの指定はできる?
現状では厳密なポーズの指定は難しいようです。
プロンプトによってある程度、限定はできますが、試行回数は必要になります。
その際、「–cw」を利用すると画像の変化の度合いを調節できます。
cwとは「Character Weight」の略で、
どの程度キャラクターの特徴を残すかを決定します。
例えば「–cw 100」だと厳密に元画像を参考にした画像になり、
逆に「–cw 0」だと顔以外の要素が変更され、
衣服や背景の変更などのバリエーションが増えます。
例として、こちらのプロンプトを入力すると、
顔は維持されたまま衣服や背景が変更されます。
change your clothes, –画像プロンプト –cw {数値} –cref {URL}
ポーズだけでなく衣服を変更してみたい場合に、試してみましょう。
こちらもプロンプトを厳密化すると、好みの衣服に近づけられますが、
試行回数は必要になります。
Midjourneyの料金プラン
Midjourneyは2023年3月28日以降、無料プランが廃止されています。
利用には有料プランへの加入が必要なので、参考にしてみてください。
ベーシックプラン:月額$10/年額$96
最大200枚まで生成可能
スタンダードプラン:月額$30/年額$288
低速&生成無制限の「Relax GPU」が解禁
プロプラン:月額$60/年額$576
プロンプトが隠せる「ステルスモード」が解禁
メガプラン:月額$120/年額$1152
金額が多くなるほど機能拡張されますが、
スタンダードプランまでは高解像度の画像生成に対応していません。
本格的に利用するなら、高解像度の画像生成が可能な
プロプラン以降がおすすめです。
まとめ
今回は、Midjourneyの新機能「cref」の使い方について紹介しました。
その結果がこちらです。
- crefによって、同じ人物の画像が生成可能
- 好みのポーズにするには、ある程度の試行回数が必要
- 「–cw」でより細かな調整ができる
現在は、Midjourneyの無料プランが廃止されてしまっているので、
利用には有料プランへの加入が必須です。
また、今回のような生成方法の場合、好みの画像に近づけるには試行回数も必要になるので、
必然的に有料プランになりますね。
気軽なお試しは難しいですが、オリジナルキャラクターの幅を広げてくれる機能なので、
それらの活動には大きな影響を与えるでしょう。
今後の進化で、より厳密な指定ができるようになると嬉しいですね。