2023年6月14日にPC版がリリースされた「ブループロトコル」
国産のオンラインRPGということもあり、発売前から多くの人が注目していました。
ですが、発売に伴い、ネガティブな意見も出てきています。
そこで今回は、ブループロトコルの酷評理由やよく比べられる原神との違いをご紹介します。
【ブループロトコル】どんなゲーム?
ブループロトコルは、「バンダイナムコオンライン」と
「バンダイナムコスタジオ」が共同で手掛けた、オンラインアクションRPGです。
アニメ調の高品質なグラフィックと自由なキャラクタークリエイトが魅力です。
広大なフィールドを自由に駆け巡ります。
バトルは、攻撃アクションとスキルなどを利用しながら戦い、
選んだ職業に応じたプレイスタイルで戦います。
現在公開されている職業は5つです。
イージスファイター
剣と盾で戦う近距離職。
パーティーでは敵を引きつけるタンク役を担当します。
敵を引きつけるスキルやカウンター系のスキルが得意な職業です。
ツインストライカー
2つの斧で戦う近距離職。
防御能力は低めですが、そのぶん攻撃に特化しており、
パーティーではアタッカーを担当します。
自己強化や敵に急接近するスキルが使えるので、火力を出しやすい職業です。
ブラストアーチャー
弓矢で戦う遠距離職。
遠距離からの範囲攻撃やサポートスキルで味方の支援や、回復も行える職業です。
パーティーではサポーターやヒーラーを担当します。
スペルキャスター
魔法を使う遠距離職。
属性攻撃やデバフ効果で敵の能力を下げる遠距離アタッカー職です。
パーティーではアタッカーを担当します。
ヘヴィスマッシャー
射出できる超重量のハンマーで戦う近~中距離職。
豪快な一撃で敵に大ダメージを与えたり、仲間を守るスキルを扱える職です。
パーティーでは、アタッカーだけでなくサブタンクとしても活躍できます。
臨機応変な判断が必要なので、パーティーでは慣れるまで立ち回りが難しい職です。
【ブループロトコル】酷評される理由
ブループロトコルで酷評されている理由の1つとして、
ブループロトコルNT(ネットワークテスト)版の存在があります。
ブループロトコルNT(ネットワークテスト)版は、
ネットゲームでいうベータ版のようなもので、製品版の前に公開されたテスト版です。
こちらでの内容があまり良くなかったのも、酷評が多いと感じる理由の1つです。
いくつかは製品版で改善されていますが、されていない部分も多く現在も不満点があります。
ブループロトコル不満点①:序盤~中盤のレベリングがキツイ
終盤になるとPT(パーティー)を組んでダンジョンに挑めるようになるので、
レベリングは比較的楽に行えます。
ですが、序盤~中盤はメインのクエストなどを消化していくくらいしか、
主なレベリング手段がないので、単調で苦痛に感じやすいです。
ブループロトコル不満点②:進行が分かりにくい
ブループロトコルでは、「メインクエスト」と「アドベンチャーボード」と
「サブクエスト」がかみ合った仕様になっているので、
何をやってどれが必須なのかがわかりにくいです。
それでもNT版よりは改善されています。
ですが、もう少し分かりやすい配慮が欲しいですね。
ブループロトコル不満点③:敵が少ない
レベリング目的で狩場で敵を借りたくても、全体的にフィールドに対して敵の数が少ないので、
狩り効率がよくありません。
ビジュアル面でも敵が少ないことで、何もないフィールドなども存在して
殺風景な場所もあるので、世界が狭く感じてしまいます。
ブループロトコル不満点④:UIが見にくい
NT版でも多く見られた意見ですが、製品版でもUIは見づらいようです。
操作性もあまり良くなく、細かいところで不便さを感じます。
今後の改善に期待したいですね。
ブループロトコル不満点⑤:スキルスロットが少ない
スキル自体は多いのですが、スキル枠が4つしかないので拡張性がなく飽きやすい。
もう少しスキル枠は増やして欲しいですね。
ブループロトコル不満点⑥:職のバランスがよくない
MMOのようにパーティーを組んでダンジョンに挑戦するので、
パーティプレイでのそれぞれの役割が職毎にあるのですが、そのバランスがよくありません。
現状では、ヘヴィスマッシャーが敵を集めながら殲滅でき、
タンクも兼任できるのでイージスファイターの居場所がありません。
職業間のバランスも調整が必要だと思います。
ブループロトコル不満点⑦:ガチャが重課金過ぎる
ブループロトコルは、基本無料の料金体型なので、
ガチャなどの課金要素があるのは仕方がないと思いますが、その料金設定が重すぎます。
衣装は基本的にはガチャを引いて手に入れるのですが、
11連で5,000円にもかかわらずSランクの排出率が合計で1.2%しかありません。
他のゲームのガチャと比べてもかなり渋いです。
最低でも、現実的な金額で天井を設定して欲しいと思います。
【ブループロトコル】原神との比較
ブループロトコルと似ているゲームとしてよく挙げられる「原神」ですが、
実際にはほとんど類似点はありません。
具体的にどう違うのかご紹介します。
◆グラフィックならブループロトコル
グラフィックに関しては、
ブループロトコルの方がハイクオリティなグラフィックで遊べます。
原神はPCだけでなく、スマートフォンやコンシューマー機など、
様々なプラットフォームでサービス展開しています。
そのため、グラフィックの品質をどの機種でも遊べるように、
どうしても調整せざるをえません。
一方で、他のプラットフォームでもサービス開始が予定はされていますが、
現状はPC版のみのブループロトコルは、より高品質なグラフィックを実現可能にしました。
◆アクションなら原神
アクションゲームの爽快感などは、原神の方が上だと思います。
キャラクターを切り替えながら、多彩な技を駆使して戦う原神は
強敵を倒した時の達成感も大きいです。
ブループロトコルはスキル枠が4つしかなく、
ツインストライカー以外はアクション性もそこまで高くありません。
◆キャラクターメイクならブループロトコル
原神ではキャラメイクはありませんが、
ブループロトコルでは自分のキャラクターを自由に変更できます。
キャラメイクが好きな人や、没入感を高めたい人にはおすすめです。
◆ユーザー数なら原神
多数のプラットフォームでサービス展開しており、
継続年数も長い原神には多くのユーザーで賑わっています。
ブループロトコルはサービス開始したばかりで国内でしかサービスを提供していません。
現状ではPC版だけなので、原神と比べると少ないですね。
今後の展開力に期待しましょう。
まとめ
今回は、ブループロトコルの酷評理由やよく比べられる原神との違いをご紹介しました。
ブループロトコルの酷評される主な理由は以下の3つでした。
- テスト版での失敗
- UIの不便さ
- クエストが分かりづらい
よく比べられる原神とは全く別のゲームと考えていいでしょう。
似ている部分は基本無料ゲームというだけで、ゲーム内容に関しては大きく違います。
テスト段階から酷評が多く、現在も問題点を指摘されているブループロトコル。
今後のアップデートで改善して欲しいですね。