文字だけで画像が生成できるAIツールとして注目されている、DALL・E2(ダリ・ツー)。
気になっているけど、使い方がよくわからないという人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、DALL・E2の使い方や料金設定などについて紹介します。
【DALL・E2】使い方は?
DALL・E2の使い方について紹介します。
アカウントの登録
まずは、DALL・E2の公式サイトでアカウントを作成する必要かあります。
DALL・E2公式サイト:https://openai.com/DALL・E2/
アカウントの作成には、メールアドレスかGoogleアカウント・
Microsoftアカウントが利用可能です。
後ほど電話番号との紐づけも必要になるので、
捨てアドなどではなく、実際に使用しているメールアドレスやアカウントで作成しましょう。
- 公式サイトから「SIGN UP」をクリック
- メールアドレスまたはGoogleアカウント・Microsoftアカウントでアカウント作成
- 登録したメールアドレスにメールが届く
- 電話番号を登録
- 電話番号に届いたコードを入力して完了
DALL・E2の使い方
DALL・E2の使い方自体は非常にシンプルです。
画面上部にあるテキスト入力ボックスに、
生成したい画像の情報を文章で入力するだけで画像が生成されます。
そのほかに大きく3つの機能が搭載されています。
Generation Variations(バリエーションの生成)
生成された画像を元に、別の画像を生成する機能です。
元の画像から、画像の構図やニュアンスが変わった画像が生成されます。
Inpainting(インペインティング)
画像の一部を削除して、削除した部分をAIによって編集できる機能です。
気になる部分の修正や変更をしたい場合に重宝します。
Outpainting(アウトペインティング)
生成した画像をAIが解析して、背景を追加する機能です。
使用時の注意点
DALL・E2は日本語にも対応しているので、日本語の文章でも画像の生成が可能です。
ですが、より明確に思い通りの画像を生成したい場合は、
英語で入力する必要があります。
また、より多くの単語や文章で画像のイメージを入力した方が、
細かな条件にあった画像が生成されやすいです。
英語での入力が苦手な人などは、
翻訳ツールやChatGPTなどで日本語で入力したテキストを英語変換してもらいましょう。
【DALL・E2】料金プラン
DALL・E2の料金プランは非常にシンプルになっており、
定額の料金プランなどはなく、利用分ごとの課金制になります。
詳しくみていきましょう。
無料プラン
DALL・E2は基本的に無料で利用可能ですが、画像生成の回数に制限があります。
回数はクレジット単位で表示され、
1クレジットで1回の画像生成(1回で4枚の画像が生成される)が可能です。
初回登録時に50クレジット付与され、その後は毎月15クレジットが付与されます。
毎月のクレジットは次月に持ち越しができないので、
毎月使えるクレジットの最大は15クレジットです。
有料プラン
DALL・E2に定額制の有料プランはなく、クレジットを買い足す方式になっています。
料金は15$で115クレジットから購入できます。
クレジットの購入は115クレジット単位でしか購入できないので注意しましょう。
【DALL・E2】商用利用は可能?
DALL・E2で生成した画像は商用利用可能です。
DALL·E 2で生成した画像の著作権は、ユーザーに帰属するとされています。
ですが、OpenAIの利用規約には従う必要があるのでその点は注意しましょう。
OpenAIのコンテンツポリシーと利用規約:https://openai.com/policies/terms-of-use
また、商用利用は可能ですが著作権侵害などには注意しておきましょう。
特に人物などの画像の場合、肖像権などの侵害になる可能性もありますし、
人物以外でも既存の画像に酷似していると著作権侵害にあたる場合もあります。
そのほかの注意点
DALL・E2のクレジットに注意
DALL・E2で画像生成した場合、画像の右下に虹色のクレジット表記がされます。
このクレジットを削除するのは問題ありませんが、削除した上で、
自分で製作したかのように公表するのはポリシー違反になるので注意しましょう。
画像サイズに注意
DALL・E2で生成される画像は、「1024px×1024px」のサイズで固定されています。
様々なサイズで画像を生成することはできないので注意してください。
まとめ
今回は、DALL・E2の使い方や料金設定などについて紹介しました。
その結果がこちらです。
- DALL・E2は基本無料で使える
- 有料プランは追加クレジットを購入する課金制
- 文章入力だけで簡単に画像が生成できる
- 商用利用も可能
無料でもそれなりの数の画像生成が可能なので、
まずはお試しで使ってみるのがいいかもしれません。
画像の正確さは落ちますが、日本語でも生成が可能なので、
まずは日本語で画像生成を体験してみてはいかがでしょうか。