ダイエットに効果的と話題になった「MCTオイル」
テレビなどでも紹介されて、試してみた人も多いのではないでしょうか?
ですが、利用方法を間違えると体調を崩す危険性も…。
そこで今回は、MCTオイルの危険性や正しい使い方について紹介します。
【MCTオイル】合わない人は使用しない!
MCTオイルは「食事制限」や「ダイエット」と併用してはじめて効果を発揮します。
食事にMCTオイルを使用するだけでは、効果がないどころか悪影響を及ぼす可能性も…。
事前に検査を!
MCTオイルには「コレステロール」や「中性脂肪酸」が上昇する可能性があります。
特に、中性脂肪酸は血中脂質に影響を及ぼします。
基本的には影響は軽微といわれていますが、体質によっては大きな影響を及ぼします。
使用前に血液検査を行い、使用後に大きな変化がないか検査しましょう。
検査して変化があった場合はすぐに使用をやめてください。
過剰に摂取しない!
ダイエットに効果的だからっといって過剰な摂取は絶対にやめてください。
場合によっては、胃痛・腹痛・下痢などの症状がでる場合も…。
まずは少量からはじめて、体調をみながら調節しましょう。
具体的には、小さじ1くらいからはじめてください。
夜は摂取を控える!
MCTオイルを使用するのは、朝~夕方がベストです。
理由は活動時間が長く、エネルギーとして消費されやすいからです。
逆に夜や寝る前に使用すると、エネルギー消費されずに脂質に変換されて太る原因になります。
摂取する時間をよく考えて利用しましょう。
【MCTオイル】 肝臓に負担がかかる危険性も!
先ほども触れましたが、1度に大量に摂取するのは危険です。
胃や肝臓などの内臓に大きな負担になってしまいます。
腹痛などの原因
MCTオイルは通常の消化・吸収と違い、直接肝臓に送られてケトン体になります。
このケトン体がエネルギーとなり消費されやすくなるのですが、
大量摂取してケトン体が大量に生成されると体液が酸性になります。
体液が酸性になると、胃痛や腹痛の原因になります。
必ず少量からはじめてください。
下痢になる場合も…
MCTオイルの消化の速さは、下痢の原因にもなります。
MCTオイルの消化スピードは通常の油の4倍といわれており、
大量に摂取すると消化が早すぎて下痢になりやすいです。
肝臓にも大きな負担
MCTオイルは直接肝臓に吸収され、肝臓でケトン体に変換されます。
大量に摂取すれば、その分肝臓への負担にもなります。
特に、肝臓に疾患などがある人は注意しましょう。
必ず使用前に医師の診断を受けた方がいいです。
MCTオイルをうまく使うには
MCTオイルをうまく使うには以下の点に注意しましょう。
少量からはじめる
繰り返しになりますが、大量に摂取するのはやめましょう。
必ず少量からはじめて調節してください。
ほかのダイエットと合わせる
MCTオイルを利用する場合は、必ず他のダイエットと組み合わせましょう。
MCTオイルも油なので、エネルギーとして消化しないと意味がありません。
逆に太りやすくなる原因になる可能性もあるので、
エネルギーを消費しやすい環境づくりをしましょう。
まとめ
今回は、MCTオイルの危険性や正しい使い方について紹介しました。
その結果がこちらです。
- 大量に摂取しない
- ほかのダイエットと併用する
- 使用前の検査をおすすめ
ダイエットに便利なMCTオイルですが、間違った使い方をすると体への大きな負担になります。
体質によっては合わない場合もあるので、使用前に病院の受診をおすすめします。