飛行機に乗る際に、モバイルバッテリーは絶対荷物に預けてはいけないってご存知でしたか?
必ず機内持ち込みで持ち込むように空港でも注意されます。
しかし、うっかりモバイルバッテリーを入れたまま荷物を預けてしまう場合も…。
そんな時は、すぐに利用する航空会社のスタッフさんに申告してください。
ご自分の荷物の引き換え番号を伝えれば、荷物を確認してくれます。
ほとんどの場合はX線検査などで発見されますが、
万が一見逃されていたら大変です。
気がついたらすぐに申告しましょう。
今回は、モバイルバッテリーの機内持ち込みや、
預けてしまった場合の対処法についてご紹介します。
モバイルバッテリーの飛行機内持ち込み、国内線の場合は?
国内線・国外線問わず、飛行機に預ける荷物にモバイルバッテリーは入れられません。
必ず機内持ち込みで持ち込むように、2019年の11月から定められています。
その為、飛行機に乗る際は必ず機内持ち込みで持ち込みましょう。
ここで注意したいのが、機内持ち込みにも制限があります。
制限を超えているモバイルバッテリーは、機内にも持ち込みができません。
事前に調べて、制限を超えていないか確認しましょう。
また、機内持ち込みの際には、「短絡防止の措置」を取るように案内されます。
短絡防止の措置とはショートを防止する措置の事で、
モバイルバッテリーと他の物品が触れないようにする必要があります。
付属のケースや小物入れ用のポーチに入れて持ち込みましょう。
気付かずに預けてしまった場合
気付かずに預けてしまった場合、空港のアナウンスで呼び出されて立会い検査になります。
荷物からバッテリーを取り出すのに時間が掛かると、
飛行機の遅延にも繋がり、多くの人に迷惑をかけてしまします。
また、海外の場合、報告なく強制的に没収・破棄される場合もあります。
カバンに鍵がかかっている場合には鍵を破壊されて取り出される事も…。
その為、アメリカなどではカバンに鍵をかけないようにアナウンスしている国もあります。
この様な事態にならないように、必ず飛行機に乗る前に確認が重要です。
ピーチもモバイルバッテリーは機内持ち込み?
国内線の格安航空会社として人気のピーチですが、
こちらでもモバイルバッテリーは、機内持ち込みのみ可能になっています。
ピーチで持ち込めるモバイルバッテリーの制限がこちらです。
ピーチに限らず、ほとんどの国内線で同じ制限が課せられています。
〇機内に持ち込めるモバイルバッテリー
- ~100Wh:持ち込み可能
- 101Wh〜160Wh:持ち込み可能(1人2個まで)
- 161Wh〜:持ち込み不可
モバイルバッテリーの中でも、161Whを超えるものは機内への持ち込みもできません。
使っているモバイルバッテリーのワット数が分からない場合は、
こちらの計算式で確認しておきましょう。
- 計算式(ワット時定格量(Wh)= 定格定量(mAh)× 定格電圧(V)÷ 1000)
しかし、大きなワット数になると大型のバッテリーになるので、
ほとんどのモバイルバッテリーは機内持ち込みが可能です。
また、リチウム金属電池を使ったモバイルバッテリーの場合は、
リチウムの含有量が2gを超えてしまうと持ち込みも出来なくなります。
必ず持ち込むモバイルバッテリーの製品情報は確認しておきましょう。
飛行機にモバイルバッテリーを預けるのはなぜだめなの?
飛行機の受託荷物にモバイルバッテリーを預けてはいけない理由は、
モバイルバッテリーにはリチウム電池などが使われているからです。
この電池は発火や爆発の危険性があり、
実際に貨物室のリチウム電池が発火して起きた事故もあります。
これらの事故を受けて、2019年11月からモバイルバッテリーは
手荷物で持ち込むように定められました。
まとめ
今回は、モバイルバッテリーをうっかり飛行機に預けてしまった場合の対処法
についてご紹介しました。
もしも、うっかりモバイルバッテリーを受諾荷物に入れたまま、
預けてしまった場合はすぐにスタッフさんに伝えましょう。
気付かずに預けてしまった場合、
空港のアナウンスで呼び出されて立会い検査になります。
時間が経てば経つほど多くの人の迷惑になりますし、
最悪飛行機に乗れなくなる場合もあります。
空港に到着してからだとバタバタしてしまうので、
事前にしっかり持ち物をチェックしておきましょう。