【アウトランダーPHEV】買って後悔した人の理由は?

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 高い環境性能とそれを可能にした革新的な技術で注目されている「アウトランダーPHEV」

 購入を検討されている人も多いのではないでしょうか?

 ですが、一部の購入者からは不満の声も上がっており、
ネット上でも「買って後悔」「最悪」などの情報が上がっています。

 実際の所はどうなのでしょう?

 そこで今回は、アウトランダーPHEVの性能や評価が低い理由について紹介します。

目次

アウトランダーPHEVが最悪といわれる理由

 アウトランダーPHEVが低評価となっている主な理由は、以下の5つです。

  1.  価格が高め
  2. 走行性能の問題
  3. 燃費が良くない
  4. 充電環境の問題
  5. 後部座席のスペース

 それぞれ詳しくみていきましょう。

価格が高め

 先進的な技術のPHEVシステムを搭載してるので、
同性能のガソリン車と比べて価格は高めです。

 車種にもよりますが、同性能のガソリン車と約50~100万円ほどの価格差があります。

 また、将来的にはガソリンに加えて、バッテリーの交換費用も必要になる可能性があり、
出費がかさむでしょう。

 そのため、購入時点で将来的な利用プランを、ある程度考えておく必要があります。

走行性能の問題

 EVでの走行距離は短く、長距離での移動の場合、ガソリンでの移動がメインとなります。

 そのため、長距離の移動が多い人には向きません。

 また、加速性能に不満を持つ人も多いようです。

 アウトランダーPHEVは、電動モーターとガソリンエンジンの組み合わせで駆動するので、
加速にタイムラグがあるのが原因といわれています。

 バッテリーの充電量によっても差がうまれるので、
人によっては加速性能にも不満を感じてしまうようです。

燃費が良くない

 ハイブリッドモードでの燃費はあまり良くないのも理由の1つです。

 先ほども紹介したように、EVでの走行距離が短いので
長距離ではガソリンの使用頻度が上がります。

 その結果、総合的な燃費はメーカーの発表した値よりも低くなりやすいです。

充電環境の問題

 都市部では充電環境の整備も活発になってきていますが、
地方など一部では未だに充電環境が整っていません。

 身近の環境によっては充電環境がなく、不便に感じてしまう可能性があります。

後部座席のスペース

 PHEVシステムを搭載しているので、後部座席や荷物スペースが通常よりも狭くなっています。

 その主な原因は、バッテリーの設置場所が床下のため、
座席スペースを犠牲にするしかないからです。

 家族での利用など、スペースを重視する場合には向きません。

アウトランダーPHEVの利点は?

 不満点が大きく注目されていますが、評価されている部分もあります。

 そちらもみていきましょう。

環境性能が高い

 環境性能が非常に高く、近距離での走行なら電気のみで走行できるので
大幅なCO2削減になります。

 長距離歩行の場合も、ガソリンと電気のハイブリッド性能によって、
通常のガソリン車などに比べて燃費は高くなっています。

先進的な安全装備

 アウトランダーPHEVには、以下のような先進的な安全装備が搭載されています。

  • FCM(衝突被害軽減ブレーキシステム)
  • LKA(車線維持支援機能)
  • 後側方車両検知警報システム

 これらの機能により、人や車間を検知して自動的にブレーキをかけたり、
ドライバーの気づきにくい後方などの車両を検知してくれます。

 より安全性の高い運転が可能になり、安心感が高くなります。

四輪駆動で安定した走行

 アウトランダーPHEVは四輪駆動車なので、
雨や雪などの悪天候でも安定した走行が可能になっています。

 登り坂などの走行もスムーズです。

 舗装がされていない悪路でも走行可能なので、
天候や路面環境に左右されない安定した走行ができるでしょう。

アウトランダーPHEVは何年乗れる?

 アウトランダーPHEVは、条件はありますが、10年以上乗車が可能な性能になっています。

 ただし、長く使うにはこまめなメンテナンスが不可欠です。

バッテリーのメンテナンス

 長く乗る為にはバッテリーのメンテナンスは欠かせません。

 バッテリーは以下の条件で無償交換が可能です。

  • 新車購入時から8年または16万km以内
  • 容量が70%を下回った場合(最新モデルの場合、66%)

 両方の条件を満たしている必要があります。

 自己負担の場合の費用は100万円前後といわれていますが、
詳しくはディーラーに相談してみましょう。

バッテリーの劣化状況は個人差がありますが、7年で79%といった長期利用も報告されており、
適切なメンテナンスを行えば、10年以上の利用も現実的です。

満タン充電は避ける

 満タンでの充電は、逆にバッテリーの寿命を短くしてしまうので避けましょう。

 おおよそ80%ほどの充電がおすすめです。

ハイブリッド車としての利用も

 バッテリーの維持が難しいと感じても、通常のハイブリッド車として利用する事も可能です。

まとめ

 今回は、アウトランダーPHEVの性能や評価が低い理由について紹介しました。

 その結果がこちらです。

  • 後悔しない為には、購入時に将来的なプランが必要
  • 環境や安全性が高い
  • 10年以上の利用も可能

 不満点が話題になっていますが、評価されている点も多いです。

 ご自身の環境によっても評価は左右されるので、
購入の際には走行距離や周辺環境をよく考えて検討しましょう。

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