格闘ゲームの金字塔として、長年愛され続けているストリートファイターシリーズ。
その最新作、「ストリートファイター6」が2023年6月2日に発売されました。
発売前から期待が高まっていた本作ですが、発売後は批判的な意見が目立ちます。
その大きな理由が、新たに導入されたモダン操作で
「必殺技にダメージ補正がかかること」のようです。
パッド操作が簡単になった分、クラシック操作と比べてダメージ量が減るので、
結局、クラッシック操作のほうが良いのでは?と意見が割れているのですね。
そこで今回は、ストリートファイター6で追加された操作方法についてご紹介します。
【ストリートファイター6】モダンとクラシックの操作の違い
ストリートファイター6では、新たな操作方法として「モダン操作」が導入されました。
この操作方法は、格闘ゲーム初心者の人や、
技コマンドが苦手な人でも楽しめるように設計された操作方法です。
モダン操作の主な特徴
- 1ボタンで必殺技が出せる
- アシストボタンで自動的にコンボが出せる
- パッド操作との相性が良い
それに対して従来通りの操作感で操作できるのが「クラシック操作」です。
クラシック操作の主な特徴
- 自由に技を出せる
- 状況に応じたコンボを出せる
- 格闘ゲーム経験者用の操作タイプ
【ストリートファイター6】モダン操作のメリットとデメリット
それではモダン操作のメリットとデメリットについてご紹介します。
◇モダン操作のメリット
- 1ボタンで必殺技が出せる
- アシストボタンで簡単にコンボが出せる
- パッド操作がしやすい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1ボタンで必殺技が出せる
モダン操作の1番の特徴ともいえる機能で、
有名な「波動拳」や「昇竜拳」といった必殺技が、
コマンドなしで1ボタンで出せるようになります。
この機能によって、すぐに対戦の雰囲気を味わいたい人や
格闘ゲーム初心者の人も気軽に始められるような設計になっています。
アシストボタンで簡単にコンボが出せる
アシストボタンと攻撃ボタンを併用すると、
自動的にコンボが出せるようになっています。
これまでは、技のコマンドを覚えた上でコンボを練習する必要がありましたが、
この機能で初心者でもお手軽にコンボを出せます。
また、初心者だけでなくプロゲーマーの人の中にも、
モダン操作の反応速度の速さに注目して使用している人もいるようです。
パッド操作がしやすい
モダン操作では、クラシック操作よりも1度に使うボタンの数が少ないので、
パッド操作との相性が良いです。
アーケード用のコントローラーだと場所をとったり、
音も出やすいのでパッド操作で場所をとらずに静かにプレイできます。
◇モダン操作のデメリット
アシストボタンを使うと80%のダメージ補正
アシストボタンで簡単にコンボが出せるのは強力ですが、
デメリットも存在します。
アシストボタンを使用した場合、
必殺技のダメージに80%のダメージ補正が掛かるようになっています。
ですが、クラシック操作と同じようにコマンド入力で必殺技を出した場合には、
この補正はかかりません。
操作に慣れてきたらコマンド入力にも挑戦してみましょう。
弱・中・強の使い分けができない
クラシック操作では、パンチ・キックでそれぞれ弱・中・強に分かれていますが、
モダン操作では大まかにしか分かれていません。
状況に応じて臨機応変な対応がしにくくなるので、
慣れてきた人や経験者にとっては逆に使いにくく感じるかもしれません。
一部の通常技が出せない
弱・中・強の使い分けができないので、一部の通常技が出せません。
技の多様性がなくなってしまうので、
ある程度格闘ゲームに慣れた人には攻撃が見切られやすくなります。
慣れてきたらクラシック操作にも挑戦しみてもいいかもしれません。
まとめ
今回は、ストリートファイター6で追加された操作方法についてご紹介しました。
人気ゲームの最新作ということで厳しい意見も見受けられますが、
これから格闘ゲームに触れる人には入りやすいシステムだと思います。
モダン操作の主な特徴はこちらです。
- 1ボタンで必殺技が出せる
- アシストボタンで自動的にコンボが出せる
- パッド操作との相性が良い
プロで活躍している人の間でも試行錯誤がされているようなので、
今後の展開にも注目したいですね。