今、話題となっているオンライン通販アプリ「Temu（ティームー）」
アメリカのアプリダウンロード数は、人気の「SHEIN」を上回っています。
日本でもリリース開始から徐々に注目されており、
SNSなどでも話題になっていますが、危険という噂もあります。
その噂は事実なのでしょうか？
そこで今回は、Temuが安すぎる理由やアプリの概要、危険性について紹介します。
Temuが安すぎる理由とは？
Temuのサイトデザインは、よく比較されるSHEINとよく似ています。
雑多には感じるかもしれませんが、複雑な作りにはなっていないので、
SHEINを知らなくてもAmazonや楽天市場などと同じ感覚で使えるでしょう。
そしてTemuの最も注目すべき点が、商品の格安さです。
実際にいくつか商品を見てみると分かりますが、
通常の価格よりも遥かに安い金額で販売されています。
なぜ格安で販売できるのか？
その主な理由がこちらの2つです。
- 加盟店に安く商品を提供してもらう
- 加盟店同士で安さを競わせる
詳しく見ていきましょう。
加盟店に安く商品を提供してもらう
Temuでは、商品を出品する際の加盟店側の手数料や保証金が無料になっています。
さらにTemuへの倉庫配送コストも半分はTemuが負担するなど、かなりの好待遇です。
その分、安く売ってもらえるようにしているようですが、
この状態のままだとTemu側は損失が大きくなってしまいます。
実際に中国の記事でも赤字運営だと紹介されていました。
とにかく今は、Temuを知ってもらうマーケティング戦略の1つとして、
このような手法をとっているようです。
今後どのようにして黒字転換していくのかも注目されています。
加盟店同士で安さを競わせる
安さのもう1つの理由が、加盟店同士での価格競争です。
Temuでは毎週、商品入札が行われてより安い価格で商品販売されます。
期間内に商品サンプルと販売価格を送らないと販売停止になるなど、
厳しい価格競争が行われているようです。
その結果、通常よりも格安で商品を販売できています。
Temuアプリとは
Temu（ティームー）は中国が発祥のネット通販アプリです。
私も使っていますが、SHIENを使ったことがある方ならば、操作性はかなり似ていますよ。
とにかく安いのに、品質もそれなりに良いので毎回驚いています。
今は全てが送料無料でキャンペーン中のようですね。
SHIENは2,000円以上でなければ送料無料にならないので、Temuのほうがありがたいです。
しかもTemuは、配達が遅れるとお詫びとしてなのか、
700円のキャッシュバックがあるんですよ～。
まるで昔の宅配ピザのように、
「30分で届かなければピザ半額」みたいなサービスですね（古）
Temuは、だいたい1週間以内に届かなければ700円キャッシュバックですが、
残念ながら？今まで一度も配達が遅延したことはありません。。
だいたい注文してから4～5日で届いているので、
国際便で届くことを考えるとかなり早い方だと思います。
【Temu】アプリを使うと危ない！？
アメリカでの人気や価格の安さから日本でも注目されているTemuですが、
中にはアプリの危険性を指摘する声もあります。
特に指摘されているのがこちらです。
- アプリをダウンロードすると個人情報が抜かれる
- アプリのセキュリティーが脆弱
- 詳細な個人情報まで紐づけされる
これらは果たして事実なのでしょうか？
詳しく見ていきましょう。
アプリをダウンロードすると個人情報が抜かれる
このような指摘をされる原因は、過去に中国の大手ECサイト
「Pinduoduo(ピンドゥオドゥオ)」が過去に個人情報を不正取得していたからです。
Temuはこの件に関して全く無関係ですが、
同じ中国のECサイトアプリなので不安や疑いがあるようですね。
実際に個人情報を抜き取られたという情報はありませんので、
安全性に問題はないと言えるでしょう。
ただ、絶対に安全という保障もないので、
心配な方は詳細な個人情報やクレジットカードの登録を控えるのも良いと思います。
ちなみに私は、いつもPayPalで決済しています。
PayPalにクレジットカードの登録をしてあるので、
クレジットカード情報はPayPalで保護されていて安心感があります。
直接クレカ情報を入力するのが気になる方は、
PayPalやApple Pay、Google Payなどで支払っても良いと思います。
アプリのセキュリティーが脆弱
アプリ自体のセキュリティー面にも不安の声があり、危険視されています。
最近ではクレジットカードの情報流失なども多いですよね。
こちらも明確に確認する術がないので、不安になるのも仕方がありません。
心配な方はクレジットカードなどの登録はやめておいた方がいいでしょう。
Temuには、下記のような支払い方法があります。
先ほどもお伝えしたPayPalやApple Pay、Google Payも利用できますし、
クレジットカードもセキュリティ証明システムが入っていますので問題はないと思います。
詳細な個人情報まで紐づけされる
App storeでは、Temuで以下の内容が紐づけされる可能性があると記載されています。
- 購入
- 財務情報
- 連絡先情報
- ユーザコンテンツ
- 検索履歴
- ID
- 使用状況データ
- 診断
絶対に紐づけされるとは限りませんが、App storeで記載がある以上、
可能性は否定できません。
ただ、これは多くのショッピングサイトやアプリでも同様なので、
Temuが特別というわけではありません。
まとめ
今回は、ECアプリTemuの概要や危険性について紹介しました。
商品の豊富さや安さは魅力的ですが、現状では大きな危険は無いようです。
主な危険性がこちらになります。
- アプリをダウンロードすると個人情報が抜かれる
- アプリのセキュリティーが脆弱
- 詳細な個人情報まで紐づけされる
とはいえ、こうしたことは全く報告がないので、
ダウンロードしただけで個人情報を抜かれる可能性は低いでしょう。
クレジットカード情報が心配な方は、
PayPalやApple Payなど別の決済サービスを介して購入するのも一つの方法ですね。